名古屋から、世界に発信するコーヒー文化を作りたい!

Coffee2015.03.19

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こんにちは! ABOUT LIFE COFFEE BREWERSです。

 

今回はALCBでもゲストビーンズとして豆を取り扱いさせてもらったり、

坂尾もたびたび訪れている名古屋の「TRUNK COFFEE BAR」の記事をお届けします!

「TRUNK COFFEE BAR」はコーヒー先進国のデンマークで活躍してきた

鈴木ヤスオさんの手掛けるコーヒーショップ。

今回は坂尾がお店にお伺いし、ヤスオさんにインタビューをしてきました。

志を同じくするコーヒーマンたちの熱いトークをぜひご覧ください!

 

坂尾 オープンしてどれくらいですか?

ヤスオ 2014年8月にオープンしたので、7ヵ月になりますね。

坂尾 お店の調子はどうですか?

ヤスオ 自分たちとしては、いい感じでやれていると思っています。

馴染みのお客さまも多くなってきていますし、売り上げも徐々に上がっています。

思った以上に、地域に根付いてきているのも嬉しいですね。

 

坂尾 初めて知る方もいるかと思いますので、改めてお店の名前の由来を聞いてもいいですか?

ヤスオ TRUNKっていろいろな意味があって。

その中のスーツケース、木の幹、幹線道路の幹線の3つを意識して付けました。

スーツケースは旅行が好きというのもあるし、旅行会社出身っていうのもあります(笑)。

木の幹は木をささえる根っこの部分。その支える強さっていいなと思って。

幹線は、お店からどんどん脈が広がって欲しいし、常にその中心にありたいという想いが込められています。

あとは、覚えやすい!(笑)。

坂尾 なるほど、たくさんの素敵な意味が詰め込まれているんですね。確かに覚えやすいですね。

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坂尾 東京にいたこともあるのに、なぜ名古屋にお店を作ったんですか?

ヤスオ やるからにはとことんコーヒーと向き合える環境がよかったし、東京で競合店と競うようなことではなく、

コーヒーを通じて地域を盛り上げるようなことがしたくて。

名古屋は小さな町ですし、うちのようなスタイルのお店もないので、より自由に表現できるかなと思ったんですよ。

日本のコーヒー業界の動きは、完全に無視しています(笑)。

坂尾 (笑)。僕もまわりに流されることなく、自分たちならではの味や考え方の追求は常に意識しています。共感できますね。

ヤスオ あとは僕がデンマークなどの海外にいた時、コーヒーを通じていろいろな人に出会い、助けられてここまできました。

今度は僕のコーヒーで、そういう人を増やせれば嬉しいですね。

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坂尾 TRUNKさんはうちと同じく浅煎りですよね?

ヤスオ そうですね。でも浅煎りで、とは思っていなくて。素材をどこまで活かしてあげるかを追求すると、

結果的に浅煎りになるという。出したい味に深煎りの選択肢がないという感じですね。

坂尾 浅煎りだったら今っぽくていい、みたいな風潮もありますが、

本来はヤスオさんが言うように、素材を最大限に活かすために焼きすぎない、というのがありますよね。

ヤスオ そうそう。僕らが表現したい味の方法論として、浅煎りがある。そこは重要なポイントですよね。

 

 

坂尾 名古屋にはそもそも浅煎りのコーヒーショップはあるんですか?

ヤスオ それがほとんどなくて…。名古屋は美味しいと思えるものがないんです(涙)。

坂尾 モーニングのカルチャーがあるので、コーヒー好きが多いイメージがありました。

ヤスオ 確かにモーニング時にコーヒーを飲む習慣はあるんですが、コーヒーの味を楽しむ習慣がない…。

朝食をお得に食べに行く場所で、コーヒーが出されるという感じで。

美味しいコーヒーを楽しみながら、ゆっくりしたり、人と繋がったり、というお店がまったくなくて。

坂尾 なるほど。そういうことなんですね。

ヤスオ ONIBUSは美味しいコーヒーと場を通して人と人を繋ぐ、というのがコンセプトですよね?

繋がりはバリスタとお客さんも場合もあるし、お客さん同士の場合もある。

コーヒーってそういう魔力がある、そこが楽しいところですよね。

坂尾 そうですね。人と人が繋がるキッカケを作れれば、と思ってやっています。

ヤスオ あとはそういった美味しいコーヒーと繋がりや空間を、一緒に楽しみたい人って感度が高いと思うんですよ。

なので、そこが繋がった時に何か新しいことが生まれるんじゃないか、と思うとワクワクします。

そういう広がりって素敵だなと。

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坂尾 トランクは若いスタッフが多いですよね。

ヤスオ そうですね!

坂尾 バリスタをたくさん雇うのは大変じゃないですか? それでも雇用していこうと思う理由はあるんですか?

ヤスオ もちろんあります! 日本にはバリスタが活躍できる場所が少ない…。

美味しいコーヒーを広めるためには、まずそれを伝えるバリスタを育てていく必要があると思っていて。

どれだけ良い人材を育てられるかは、今の日本のコーヒーカルチャーの課題だと思います。

坂尾 まさにそう思います。どういうバリスタが理想的ですか?

ヤスオ 美味しいコーヒーを淹れられて、知識があるのは当たり前じゃないですか。

それに加えて人間力は絶対に必要だと思います。

コーヒーショップって、お客さまが作ってくれる空間じゃないですか。

そのお客さまとのコミュニケーションが出来ないと、人も集まってきません…。

コーヒーとだけしか向き合えない人は、真のバリスタではないと思います。

坂尾 採用にあたってエントリーシートがあると聞きました。

ヤスオ そうなんですよ。4枚のシートがあって、フリーのシートもあるんです。

やっぱり創造性って重要じゃないですか。クリエイティブな人間じゃないとバリスタになれないと思っていて。

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坂尾 クリエイティビティというか、何かを生み出すことについてどう考えていますか?

ヤスオ 形にできないアイデアは、ただの思い付きだと思うんですよ。

やりたいことを形にして結果を残す。それが文化を作ることに繋がると思っています。

今はまだ出来ていないことが多くて、悔しい日々です…。

でも北欧やオーストラリアでは僕らが思い描くコーヒーカルチャーが出来ている。だから日本でも出来るはず。

日本独自の新しいコーヒー文化を作れると思っています。

文化を作るために何ができるか、どんなアプローチをするかを常に考えていますね。

坂尾 「やりたいことを形にして文化を作る」。カッコいいですね! 僕たちも同じ志を持って進みます。

ヤスオ そして東京だけではなく、名古屋から世界に発信できるような文化を作っていきたいですね。

そのためには、常に進化して、最高に美味しいコーヒーを作っていかなければなりません。

坂尾 ありがとうございます! お互い頑張っていきましょう!!