ONIBUS COFFEEが仕入れている、エチオピアの豆の生産地ってどんなところ?

Coffee2018.01.28

みなさん、こんにちは。

昨年の12月にONIBUS COFFEE/ALCBの坂尾が、自分たちが長い間取り扱っているエチオピアのコーヒーの生産地へ視察に行ってきました。 今回訪れたのは、オニバスのハウスブレンドとも言える、ONIBUS BLENDとSTEPに入っている、アリチャ (Alicha)とチェレレクツ (Chelelectu)ウォッシングステーションというところです。

日頃みなさんへ提供しているコーヒーが生産されているウォッシングステーションの様子、働いている人たちの雰囲気など、今回の視察で坂尾が見てきたものを写真とともにシェアできればと思います!

アリチャ収穫中の様子

今回の視察の目的

ALCB/ONIBUS COFFEEチームは、取り扱っているコーヒーの収穫状況や、精製方法などを確認するために、可能な限り生産地を訪問するように取り組んでいます。 今回はエチオピアの産地に訪れ、エクスポーターとのコミュニケーションを含めて生産状況や精製方法などを確かめてきました。

 エチオピア イルガチェフェ地方

今回訪れたのは、エチオピアの首都 アディスアベバから車で8時間ほど行ったところにある、イルガチェフェ地方。 スペシャルティコーヒー好きな方なら、この「イルガチェフェ」という言葉を聞いたことがあると思います。

イルガチェフェは世界的にも有名なコーヒーの生産地域で、「イルガチェフェブランド」とも言われるほど、世界中からコーヒーバイヤーが集まるところなんです! まさに今回の 視察中も、ブルーボトルやロイヤルコーヒーといった、世界的に大きなスペシャルティコーヒーインポーターのバイヤーたちにも出会いました。

坂尾は、付き合いの深いスペシャルティコーヒーのインポーターの方と一緒に、取り扱いのないウォッシングステーションを含めて、6箇所を視察。 視察中、特に印象に残ったのは、ONIBUS COFFEEが長年仕入れているコーヒーが精製されているアリチャ (Alicha)とチェレレクツ (Chelelectu)ウォッシングステーションでした。

DSC04771水洗されたコーヒーが乾燥されるベッド

アリチャとチェレレクツウォッシングステーションの環境の素晴らしさ

この2つのウォッシングステーションの環境でまず印象的だったのは、水の豊かさでした! チェレレクツには近くに大きな滝があり、近くの水源からウォッシングステーション内に流れています。 このような豊かな水は、コーヒーの味をクリーンに引き出すためにとっても重要な役割を果たしているんです。 もちろん、コーヒー豆が栽培されている環境は重要ですが、精製工程によってコーヒーのおいしさは大きく変わってきてしまいます。

アリチャとチェレレクツでは、川を境に、水を使わないで精製する「ナチュラル」も行っていますが、エチオピアはナチュラルプロセスを生産するためには政府からの認証が必要になります。そのため今回はタイミングが合わず、ナチュラルは行っていませんでした。

今回はクリーンな味を引き出すために使われる精製方法、「ウォッシュド」という水洗処理に注目してきましたのでご紹介しますね!

コーヒーの味を華やかでクリーンに仕上げる「ウォッシュド」

水洗処理の場合はまず、農園で収穫されたコーヒーチェリーを、 パルパーという果肉を除去するマシーンに通し、豆の状態にします。 そこで果肉を剥ぎ取られたコーヒー豆は「ミューシレージ」というヌメヌメした粘液質に包まれているので、この粘液に含まれる酵素を利用して、ヌメヌメを取りやすくする発酵工程に入ります。

36〜48時間ほど発酵槽というところで保管されたあとは、大量の水で何度も洗われていきます。何度も選別を繰り返しながら、時間をかけて精製ステップを進んできたコーヒーは、ソーキングといってさらに8時間綺麗な水に浸けられます。そして最後のステップとして、ハンドピックを行いながら約15日間前後の乾燥工程を経て、最終的に倉庫で数日間保管してドライミルに運ばれていきます。

コーヒーを作るのに、様々な工程と労力がかけられているのを実感させられますね、、。

DSC0479236−48時間の発酵工程、エチオピアは日差しが強いので水を張ります。

アリチャ-4発酵工程のあと、この水路で洗われていきます。

チェレレクツ欠点豆や混入物を取り除いている時(ハンドピック)の様子

このウォッシングステーションでは600人を越える人たちが働いていますが、雰囲気がとても明るく、楽しそうに働いている印象でした。 というのも、両ウォッシングステーションとも労働環境はとてもよく、もちろん安定した収穫、生産が行われいます。

働きやすい環境を維持するには、常に品質管理やスタッフをコントロールしなければなりません。 豊かな水源が生み出す自然環境をはじめ、そこで働く人たちの状態やステーション内の設備がしっかりと整えられていることが、良いプロダクトを安定して生産していける場所なんだと感じました。

アリチャ-2国をあげて行われている無農薬栽培の取り組み

コーヒーの発祥地としても有名なエチオピアは、国をあげて無農薬栽培を推進しているそうです。日本でもよく見かける「◯◯認証」といった特別な認証を取っているわけではないのですが、多くのコーヒーはオーガニック栽培で育てられています。また、精製工場で出たパルプ(剥ぎ取られたコーヒーの果肉)を発酵させて、できあがったものを家畜のフンなど混ぜて、農園の肥料にしているというサステナブルな取り組みも行われています。オーガニック栽培は収穫量の安定さなどにおいて、リスクをともないますが、国が推進していく動きというのは素晴らしいですよね!

いかがでしたでしょうか?

ONIBUS COFFEE / ALCBで多く使っているエチオピアのコーヒー。お客さまのもとに届くまで、素敵な環境や人たちの手を介していることを感じさせられますよね。

今回ご紹介した生産地のコーヒーは、ONIBUS BLENDやSTEPに入っていますので、ぜひとも楽しんでくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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