FRIENDS of ALCB Vol. 1 – あの“ベンチ”を作った木工クリエティブチーム NUB creative worksの工房を訪ねてきました!

Friends2018.05.19

みなさん、こんにちは!

ALCBは、 2018年5月31日で4周年を迎えます。4年と考えると長いようですが、あっという間な気もしたり、、。 4年前、お店がオープン時は、どんな感じだったのだろう? と思い返したり、今まで出会ってきた人たちへ感謝の気持ちを大切に日々運営をしております。

ALCBはコーヒースタンドですので、もちろんコーヒーにフォーカスをしておりますが、日々多くの方たちからのサポートがあるからこそ成り立っている、ということこれからも大切にしていきたいと考えています。

そこでALCBでは、今回からALCBに関わる人々の活動や想いを、「FRIENDS of ALCB」としてみなさまにお届けしていこうと思います。

1回目の今回は、ALCBのオープンから間もなくして、ショップ前にインストールされたあのベンチを製作した木工クリエティブチームについてのご紹介です。 ALCBのベンチがどのような場所で作られ、どんな人たちが製作したのか、といったお話をお伝えできればと思いますので、ぜひともご覧ください。

0A3A6490今や日々多くの方に利用していただいていて、お店になくてはならない存在のベンチ。 ベンチの製作を出がけたのは、木工家具を中心に空間を演出する木工クリエティブチーム、「NUB creative works(ナブ クリエティブ ワークス)」。

NUBさんは、ALCBの他にONIBUS COFFEE中目黒の内装や家具を手がけているなど、ONIBUSやALCBと繋がりが深いんです。 そんなクリティブな木工スペシャリストの工房に先日、マネージャーの神戸と訪ねて来ました!

L1380804朝霞のシェア工房から生み出される、NUBのクリエティブな家具たち。

 NUBさんの工房は、埼玉県の朝霞駅から車で5分ほど行ったところにあるマンションの1階部分(以前は製本所がだったそう)。ここでは現在、油絵アーティスト、自転車パーツ職人、ファインアーティストなど、総勢17人ほどが、機材をシェアしながら創作活動を行っています。

今回お話をお伺いしたのは、NUBの代表を務める、阿部さん(写真左)と一緒にNUBのメンバーとして働く、久米澤さん(写真右)。実はお二人、夫婦で活動をしているんです。

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「夫婦で仕事やるのって実際どうなの?ってよく聞かれますが、一緒にいる時間がめちゃめちゃ長いので、その分お互いを知ってるからやりやすいです(笑)」 

と楽しそうにお話してくれた代表の阿部さんは、ONIBUS COFFEEがスタートする時の奥沢店の内装を坂尾と一緒に手がけた一人。 ALCBの立ち上げ時に、坂尾から「シンプルで、ALCBに来てくれるみんなが気軽に座れるベンチが欲しい」というリクエストを受け、あのベンチを作り上げたそうです。 そして奥様の久米澤さんは、ALCBオープン時の立ち上げメンバーの一人でもあるんです(笑)

L1380802まさに職人の工房!っといった感じの作業スペース。 取材当日は、ソファーを製作中でした。

L1380825ここが、あのベンチの骨組みが生まれた場所だそうです。

L1380811鉄を加工する作家さんが作ったバイクフレーム。遊び心が伝わってきますね(笑)。

「素材が木であれば、なんでも取り組んでいます」

ALCB : 改めて、NUBさんの活動を教えてください。

ーNUB:木工家具の製作を中心に活動をしています。

最近は、内装の相談を受けたり、そこからその場所や空間にフィットした家具の 製作も請け負ってることが多いですね。あとたまに、「これってどこにオーダーすればいいんだろう」といった相談を受けて、対応したりもしています、、(笑)。

ALCB:それって、例えば、、?

—NUB:「今ある古い桜の木を加工して、木でできているけど、石みたいなオブジェを作って欲しい」といった、お寺の敷地内に置くオブジェのオーダーでしたよ、、。はじめての試みだったので、焦りました〜、、汗。最後はいいものが仕上がったんでよかったです!(出来上がりの作品は、NUBさんのインスタグラムからご覧下さい)

NUBを一言で伝えると「家具屋です!」になるんですが、素材が木であれば、なんでも取り組んでいくってスタンスですね(笑)。 僕たちが他とは違う!と思うところは、アーティストっぽいところもあれば、ガッツリと職人気質なところもありますし、そしてデザイナーっぽいところもあります。

L1380854普通は、デザイナーという専門の人がいて、そのアウトプットを家具屋がやるってことが多いですが、そうゆうケースって、都合上どうしてもお互いが妥協点を探りながら一つを作っていくことが多くなってしまうと思います。 僕たちの場合は常に「どうすれば、デザイン面と技術面がいい感じにまとまるんだろう」と考えて製作に取りかかれるところが、強みでもあり、“らしさ”なんだと思います。

そういったことを続けてきているので、自然と1から10まで発注してくださる話が増えてきました。ただ、めちゃめちゃ大変ですよ、、汗。

ALCB:大変そうですけど、思入れ深い作品を世の中にいっぱい生み出せますね!

—NUB:依頼主の想いを聞くところから携わる分、すべての作品に思入れがあります。だいたい、一つの椅子を作るには約2ヶ月かかるんですが、出来上がるまで他の仕事もしつつ、ずっとそのことを考えているんですよ(笑)。

ALCB:す、すごい! めちゃめちゃ思いがこもりますね!

L1380908今やABOUT LIFEのアイコン的存在になっているベンチですが、制作中はどのようなことをイメージされていたんですか?

—NUB:坂尾さんがイメージしていた「シンプルで、ALCBに来てくれるみんなが気軽に座れるベンチが欲しい」を意識していました。 そこにALCBのユニークな立地とお店の特殊な形をヒントにて、ALCBの空間のコンセプトに合わせて取り組んでいました。

もし、あのブラックの角パイプがあと数ミリでも太かったら、また違った印象になっていたと思います、、。 ベンチの足元が木製になっているので、ブラックの角パイプを使っても、軽快にも見えるようにデザインしました。

ALCB:ONIBUS COFFEEのテーブルやチェア、ランプシェード、カウンターも担当されていますが、どんなイメージで製作されたのですか?

—NUB:ONIBUS COFFEEのテーブルは、坂尾さんから「ワークショップができるようにしたいので、高さのあるテーブルがいい!」って要望がありましたね。 通常はスタンディングで使ったりもできるイメージでって話でしたね。

IMG_8029ここもベンチと同じく、ブラックの角パイプを採用したんですが、硬い印象になりがちなので、あの古民家の和風な空間をどう生かせるかってことを一番に考えていました。 なので、椅子には曲線を加えて、少し柔らかな印象を与えるようなデザインにしました。

このランプシェードは、ONIBUS COFFEEがイベントに出店した際にサポートで参加した時があったのですが、そのイベント会場でONIBUS COFFEEの常連のお客様から頂いた栗の木なんです。その木を見た時に「ONIBUS COFFEEの雰囲気にピッタリ!」って思いました。

IMG_4379 ALCB:最近は、カフェのインテリアを手がけている印象がありますが、何か特別な想いがあるんですか? 

—NUB:今まで出会ってきた人たちが、最近カフェをオープンし始めたことがきっかけとなって、「カフェで使ってもらう家具を作りたい」って思い始めたんですよ。

同じ家具でも、家にある家具とカフェの家具ではまた違った心地よさがありませんか?

例えば、家は落ち着く感じで心地よさが必要。そして、カフェの場合は、オーナーとその空間の空気感をどうお客さんへ伝えるか、という感じです。

オーナーの想いを掘り下げてみると、「ここはこういう想いがあるから、こうしていきたい」といった心意気がオーナーから滲み出てくるんです。

そんな想いを聞くと感動しますし、「どう形にしていこう」と考えることが毎回本当に楽しみなんです。 はじまりから終わりまでずっと「うまくいって欲しいな〜、うまくいって欲しいな〜!!」ってずっと思ってますよ。

「コーヒーも家具も共通点があるな〜って思うんです。」

家具も内装もコーヒーも、バランスが悪いと「なんか変だな?」ってすぐに気付くんですけど、心地いいモノやおいしいものって自分に馴染んでいくんですよね。

L1380792 ALCB:NUBとして今後の展開はどのように考えていますか?

  —「家具一つでガラッとその空間を変えてしまうような家具を作りたい。」

—NUB: 今年はメンバーが増えていくので、今よりさらにパワーアップして納期より早めに納品をしたいですね! そしてオリジナル家具の開発に力を入れていきたいんです。

今までは、空間に対して、家具がいかに調和するかというところをメインにしてきました。これからは、NUBとして発信できるものを作っていきたいんです。

イメージは、家具一つでガラッとその空間を変えてしまうような家具を作って世の中に発信していきたいです。 そして将来は、そんなオリジナル家具はもちろん、作家さんの作品を取り扱いつつ、かつ内装の相談窓口みたいな存在のある店ができたらいいな、と考えています。

nub-2とても楽しそうに過去の作品の話や、製作に取り掛かる想いなどをお話ししてくれたNUBのお二人。今回お話を聞いて、お二人の人柄がALCBのベンチやONIBUS COFFEEの内装にもしっかりと現れている、と強く感じました。

今日もお店の前にある、ALCBのベンチ。次回ご利用される時は、ぜひともNUBのお話を思い出しながら、使ってみてくださいね! これからも多くの方に利用していただければ幸いです。

ALCBはお客さまに限らず、多くの人たちとの出会いや活動に支えられているコーヒースタンドです。 ですので、これからもALCBやONIBUS COFFEEと深く関わりのある人たちの活動を、みなさんへとお伝えしていければと考えています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

【NUB creative works】

Web: http://www.nub-cw.com/

Instagram: https://www.instagram.com/nubcreativeworks/